🌻出産記録:VBACと帝王切開🌻

2017夏にVBACで第二子出産予定。第一子の帝王切開出産も記録。

36週心境:陣痛が自然にきますように

VBACにトライできる条件をクリアしても
次なる難関が立ちはばかる

自然に陣痛が来なかったら
予定日を過ぎて1週間ほどで入院し
帝王切開となる

一度帝王切開をしているから
陣痛促進剤は使用できない

あぐらをかいて座るようにしたり
沢山歩いたり
床を水拭きしたり

やれることを、やろう

例えばお産の進みが遅く
陣痛が微弱になることもあるし

子宮口が開かなかいこともあるだろう

子宮口全開になったとしても
お腹を押すことができないから
自力でいきむことと
吸引してもらうしかない

赤ちゃんの心音が弱った時点で
すぐに帝王切開できるように
万全にしてくれるそうだから

私はひたすら体力づくりと
体重管理を頑張ろう!

VBACの挑戦は母親失格…?

先日書いたブログから、この2つをぜひ比べたい

❇︎同意書:経膣分娩を方針とした場合のメリットとデメリット(危険性)
http://himawari727.hatenablog.com/entry/2017/06/21/101241

❇︎同意書:帝王切開手術に伴う合併症
http://himawari727.hatenablog.com/entry/2017/06/21/110024

VBACを選択することが
母親の自己満足だと思われてしまうのは
致し方のないことかもしれません

でも、あまりにも帝王切開のリスクが注目されていないので、あえて記しました

帝王切開による母体への影響は
とてもしんどいものがあるということも
わかって欲しくて、、、

帝王切開を選ぶこと=胎児の安全を優先
VBACを選ぶこと=母体の回復を優先

(ただし両方とも成功した場合の話)

…帝王切開を選ぶのがベターなのもわかります

もちろん、【もし、VBACに失敗したら】を考えずにはいられません

しかし、成功した時のことを考えると、、、

緊急帝王切開の環境が十分に整っていてNICUのある産院を選び

何かあった時に備えた状態で挑戦したいと思う気持ちは

母親として失格なのでしょうか、、、

 私はこのブログを読んでVBACに挑戦したいと思う方を増やしたいのではありません

 むしろ帝王切開を選択することに対して

それを正しい…賢明とも思っています

 ただ、前回の帝王切開で大変な思いをしたこと

普通分娩ができなかったことの心の傷

普通分娩を経験したいと思う本能

 様々な思いをかかえてVBACを選択した母親のことを

そんなに責める風潮なのがおかしいかなと思っただけで

 

同意書:その他注意書きまとめ

●帝王切開の既往がある場合の経膣分娩(VBAC、ブイバック)では、母児双方に重篤な危険を引き起こす子宮破裂の発生率が高いことが知られています。

●経膣分娩経過中に子宮破裂の危険性を予知することは困難と考えられています。

●条件を全て満たす場合に限り、帝王切開術後経膣分娩をお引き受けしております。

●分娩経過中に、陣痛が弱い・分娩進行が遅い・胎児心音に異常が生じたなどの問題が発生した場合には、途中で帝王切開に切り替えます。そのため、事前に術前検査などの一通りの準備をさせていただきます。

●前回帝王切開の場合には原則として陣痛促進剤の使用は行いません。したがって、分娩予定日を過ぎても自然に陣痛が来ない場合は、胎児胎盤機能低下が起こる可能性があるため選択的帝王切開となります。

同意書:帝王切開手術に伴う合併症

1.経膣分娩に比べて出血量が増加し、輸血や感染の頻度が増加する

2.羊水塞栓症や下肢静脈血栓による肺血栓塞栓症などの重篤な合併症がまれだが起こることがある

3.子宮以外の周辺臓器(腸管や膀胱など)を損傷することがある

4.創部感染や縫合不全を起こすことがある

5.術後腸管麻痺、腸閉塞を起こすことがある

6.経膣分娩より入院期間が長くなる

7.次回以降の妊娠では、前置胎盤や癒着胎盤のリスクが増加する

8.麻酔による偶発合併症が起こることがある

今回、反復帝王切開を選んだとしても、子宮破裂の可能性が全くないというわけではありません。

同意書:経膣分娩を方針とした場合のメリットとデメリット(危険性)

【メリット】
成功すれば、帝王切開手術に伴う危険性を回避できる。また、入院期間も帝王切開の場合より短くなる。

【デメリット】
1.子宮破裂の発生率が高い。約0.4〜0.5%で、帝王切開を予定した場合の約2〜3倍

2.破裂部位の修復術や子宮摘出術などの手術が増加

3.母体の感染や輸血が増加
※母体死亡にまで至ることはまれ(0〜0.01%)

4.児の死亡が増加。約0.5~0.6%(予定帝王切開の1.7倍)

5.出生児の状態不良(新生児仮死)が増加。約2.2%(予定帝王切開の2.2倍)

●子宮破裂が起これば、児の状態が急激に悪化し、母体は出血によるショックに陥ることがある。

●経膣分娩進行中には、子宮破裂以外にもさまざまな医学的理由から緊急帝王切開術に変更する場合があります。

●経膣分娩終了後に、子宮破裂によるショックや出血の症状が現れて、緊急手術をする事態もありえます。

同意書:経膣分娩を行うことのできる条件

1.児童骨盤不均衡(母体の骨盤に対して胎児の頭が大きすぎる)がないと判断される。

 

2.緊急帝王切開および子宮破裂に対する緊急手術が可能である。

 

3.既往帝王切開が一回である。

 

4.既往帝王切開術式が子宮下部横切開で、その術後経過が良好であった。

 

5.子宮体部筋層の手術既往(子宮筋腫核手術など)あるいは子宮破裂の既往がない。